MENU

ブックメーカーは違法?適法?プレイヤーが逮捕される可能性についても解説

日本でもブックメーカーを利用する人が急速に増えていますが、興味はあっても実際にやったことがないという人も少なくありません。

賭け事が禁止されている日本ではブックメーカーの利用も違法、もしかしたら逮捕されてしまうのではないかと思っているのが、利用しない最も大きな理由だと思われますが、結論から言うとブックメーカーの利用で違法性を問われる心配はほぼゼロ、ましてや逮捕されるということは考えなくても良いというのが現時点でのブックメーカーのポジションです。

ただし、100%合法、安全に遊べるサイトと言い切れるわけではないのも事実で、ブックメーカーを利用するにあたっては日本の法律、ブックメーカーの運営など理解しておかなければならないポイントがいくつかあります。

ここでは、ブックメーカーの違法性、安心して遊ぶためには何に気をつければ良いのかといった情報をわかりやすくお伝えしています。

目次

日本の合法的なギャンブルは公営ギャンブルのみ

日本ではギャンブルが認められていない、違法な行為だという人もいますが、競馬や競輪、競艇や宝くじなどは日本の法律でも認められているため、一定の年齢に達していればだれでも参加できる公営ギャンブルです。

つまり、公営ギャンブルであれば、ある一定の年齢に達した人の誰もがギャンブルに参加することは可能で、それによって違法性を問われることはありません。

逆に言えば、公営ギャンブル以外のギャンブルについては年齢に関係なく違法とされるということです。

海外のブックメーカーは日本の法律で罰することができない

公営ギャンブル以外のギャンブルは違法と聞くと、やはりブックメーカーの利用は違法なのかと思うかもしれませんが、2022年2月時点では「海外で運営されているブックメーカーに違法性はない」というのが一般的な見解です。

その理由の一つは、ブックメーカーの運営を行う企業が海外を拠点としている場合、日本の法律が適用されないから、もう一つの理由はギャンブルを取り締まる賭博罪は賭博を提供する胴元となるブックメーカーと賭博に参加する人が揃わないと成立しないからで、「ブックメーカーを罪に問えない=参加者を罪に問えない」という図式が成り立ちます。

そもそも、賭博罪が制定されたころにはインターネットで世界中が繋がる、オンラインで世界中の賭博に参加できるといったことは想定外で、関連する規定がないのも当然のことです。

そのため、「合法ではないが違法性はない」というグレーゾーンとも言える法的解釈が一般的となっており、これまで実際にブックメーカーの利用で逮捕された人もいません。

もちろん、ブックメーカーが定める年齢制限に達していない人が利用した場合や禁止されている行為を行った場合には、ブックメーカー側からペナルティを課せられる、アカウントを凍結される、強制退会させられるといった可能性はありますが、その場合でも日本の法律によって裁かれる心配はありません。

海外ではブックメーカーの合法的な運営が可能

ブックメーカーが誕生したのはイギリスで、1960年代には政府公認のギャンブルとなりました。

競輪や競馬など、日本にも公営ギャンブルがありますが、政府公認とはいえ「ギャンブル」の後ろ暗いイメージがあるのは確かでしょう。

一方のブックメーカーについては、元々が競馬の賭けからスタートしていることもあり、日本のギャンブルに比べると社交の場、誰でも気軽に参加できるものといったイメージを持つ人も少なくありません。

現在はオンラインのブックメーカーが主流になっていますが、以前はイギリスの街中にはたくさんのブックメーカーが店舗を構えており、パブで一杯飲むついでに賭けをするといった光景も珍しいものではありませんでした。

スポーツを楽しむついでに賭けもする、スポーツをより楽しむために賭ける、そのためにあるのがブックメーカーといったところでしょう。

イギリス以外の国で運営されているブックメーカーも、所在地の政府やライセンス発行機関による認可を受けて運営されているので、安全性については問題ありません。

日本人からすると怪しげなイメージを捨てきれないブックメーカーですが、きちんとしたライセンスを取得し、定期的な監査を受けていることは確かで、マイナスなイメージを持つ必要も、怪しむ必要もないということです。

海外のオンラインカジノ利用で逮捕者が出たことも

前述のとおり、これまでに日本国内でブックメーカーを利用して逮捕された人はいませんが、オンラインカジノについては逮捕者が出た事件があります。

最終的に不起訴になったため、オンラインカジノに違法性はないという証明にもなった事件ですが、このニュースを当時耳にした人はオンラインカジノは危ないという印象を持っているかもしれません。

事件が起こったのは2006年、京都府警がオンラインカジノの利用客3人を単純賭博の疑いで逮捕、逮捕容疑は2006年2月18日~26日にオンラインカジノで現金約22万円を賭けたというものです。

逮捕された3人はこの容疑を認めましたが、海外のサイトだから問題ないと思っていたと話しています。

実際、日本で賭博罪を成立させるには胴元が国内になければならないので、この事件で賭博罪を成立させるのは無理と言うしかなく、賭けを行った3容疑者の賭博罪が成立しないのも当然、強引に逮捕に踏み切った京都府警の勇み足という声も少なくありませんでした。

不起訴処分となったことで、海外で運営されているオンラインカジノを利用しても処罰されないという見解が一般的になったという意味では、この事件の果たした役割は相当大きなものと言えますし、オンラインカジノだけでなくブックメーカーにも同様の法解釈が可能というのが現時点での有識者の見方です。

ブックメーカーに違法性はなくても自己防衛は重要

ブックメーカーの利用で違法性を問われる可能性はほぼゼロ、安心して遊べると考えても良いと言えますが逮捕されて不起訴になったとしても多大な影響を受けることは間違いなく、社会的な制裁を受ける可能性もあります。

会社にバレてもクビになることはないでしょうが、周囲から冷たい目で見られるかもしれませんし、家庭内での立場が弱くなることも考えられます。

ブックメーカーの利用がバレなければ何の問題もありませんが、周囲の人に知られてしまうとギャンブルに対するイメージが良くないこともあって、社会的な信頼を失うこともあるかもしれません。

そうならないためには、安心して利用できるブックメーカーを選び、利用していることを公表しないことが大事です。

何かあった時に、警察から事情を聴かれるだけでも多大な迷惑を被ることになりかねないので、ブックメーカーを利用している個人が特定されないよう、個人情報の取り扱いには十分に注意しましょう。

自分の予想が的中して大儲けした時にブログやSNSで自慢したくなる気持ちはわかりますが、それがブックメーカーを利用した証拠になってしまうことを考えるなら、顔出し、名前出しはNGにしておくのが正解です。

ブックメーカーを選ぶ時に、合法的に運営されているところを選ぶのは絶対で、ライセンスの有無だけでなく、ライセンス発行機関がどこなのかといった情報収集もしておいた方が安心です。

ブックメーカーの違法性は心配無用

海外で合法的に運営されているブックメーカーを利用したとしても、日本の法律では違法性を問えないため逮捕される心配なし。

安全にギャンブルを楽しむことができるので、興味がある人はぜひ一度試してみましょう。

ただし、ライセンスを取得していること、海外で運営されていることについての確認は必須で、ブックメーカーならどこでもOKというわけではありません。

長い歴史を持つブックメーカーなら実績もあって安心ですし、オンラインカジノとしての信頼性が高いサイトが始めたブックメーカーなら新規参入組でも安全に利用できるはずです。

トラブルに巻き込まれないためにも、怪しげなブックメーカーには絶対に手を出さないようにしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次